エンジニアが転職活動をする際、面接は避けては通れぬ道です。
まず一次面接では、人事部の採用担当者と配属先の管理職が面接官となることが多くありますが、彼らが面接で注目する点は、コミュニケーション能力やビジネスマナーといったヒューマンスキルが一定以上あるかどうかです。そのためエンジニアの面接であっても、自身の持っているスキルについて過度に話す必要はありません。それよりもこれまでの実績や経験とそれを活かしてどういった働きをしたいのか、論理的に話すことが求められます。
しかしながら、たとえ口下手で面接は苦手という人でも心配する必要はありません。流暢に話せなくても、「何を」やってきたのか、課題に対して「どのように」対処してきたのかを相手にわかりやすく伝えようとすることが大切なのです。この点をしっかりと意識することで、面接官に自社とマッチしていると評価される可能性が上がります。
とりわけ課題解決については、プロジェクトを進めていく中でトラブルが発生した際に、どのような対応をしたのかを自分の経験を語る必要があります。言われたことだけしかやらない人材ではなく、自ら考えて動ける人材なのかをアピールしましょう。
面接官が面接で知りたいことは、つまるところ「一緒に働きたい人材かどうか」です。転職を希望する企業のどういった事業内容に魅力を感じたのか、自分はその事業にどういった貢献ができるかなどを熱意を持って話すことも重要です。