活躍できるエンジニアの特徴の一つに、柔軟性がある人というのがあります。
エンジニアの仕事においては、突発的なトラブルがよく発生します。トラブル対応では、普段通り・いつも通りの対応をしていては解決できないことが多く、今のその状況にあった対応を取ることが求められます。柔軟な発想でもって、その場に適した選択がとれないとプロジェクト全体に大きな悪影響を及ぼす恐れもあるため、一つの考え方に凝り固まらずに問題解決に当たれる人はエンジニアとして活躍できるのです。
また頭が固い人では変化の多いIT業界では、いつまでも古いやり方にこだわってしまい、仕事の取組み方やサービスの硬直化につながる恐れもあり、会社の業績や人材の成長に悪影響となってしまいます。自分のやり方や今までのやり方が一番だと愚直に考える人は、会社の生産性という面で見れば、いくら優秀であってもマイナスな人材だと言えます。
柔軟性というものは一つの場所にずっと留まっていると徐々に失われていきます。エンジニアでずっとやってきた人よりも、他業種から転職してきてエンジニアになった人の方が柔軟性があり、仕事がやりやすいとなるのもその一例だと言えます。というのも頭が固いエンジニアというのは、その部署の重鎮であることが多い傾向にあります。
繰り返しになりますが柔軟性がないと変化の目まぐるしいIT業界の最新技術や知識についていけず、会社や本人の成長に悪影響となります。自身に柔軟性がないと自覚しているのなら、環境を変えて働く習慣をまず取り入れるのがおすすめです。